こんにちは。サメ(@cookie_22.com)です。
簿記の学習を始めたけど、難しくて学習が進まない
簿記がよくわからない
こんな悩みを解決できる記事です!!
この記事でわかること
- 簿記の学習を難しいと思わなくなる方法
この記事を書いた人
名前:サメ
- 2001年生まれ
- 大学生ブロガー
- Hello!! 404 運営者
- クレアールで簿記を取得
- 3万PV達成!
- 大学生向けの情報を発信中
社会人や大学生と幅広い人に人気な簿記ですが、学習を始めた時にはなかなか理解が進まずに「難しい」と感じることが多いです。
この記事はそんなあなたに読んでもらいたくて書いています。簿記が難しいと感じるのには必ず原因があります。
この記事を最後まで読むと、誰でも簿記の学習を楽しく簡単に進めることができるようになります!
簿記は意外と難しい資格
簿記は簡単で高コスパな資格とよく紹介されますが、実は資格の中では比較的難易度は高い部類です
インターネットで検索してみると
- 1週間で合格できた
- 簡単だった
このような情報が目立っていますが、それは珍しいから目立っているのであって普通の人なら3級でも100時間以上の学習時間が必要とされています。
ここでは実際に商工会議所が公表している数字をもとに簿記の難易度を解説していきます。
簿記は受験者が多く、自分と同じ条件の人を探しにくい
簿記は1回の試験で10万人以上が受験する超マンモス資格です。1年では3回受験があるので単純計算で30万人が一年で受験することになります。
1〜3級を合わせた人数。ネットでの試験もあるので実際の受験者数はこれより多い
この30万人は
- 東京大学に通っている人
- 普通の大学生
- 高校生
- 社会人
- 主婦
などなど、たくさんの背景を持った人が受験しています。このように簿記は受験者数が多いため、自分と全く同じような人を見つけるのは困難です。
自分が勉強が苦手だったとしたら、東京大学の大学生が「1週間で合格できる!」と言っても参考にはならないですよね。そもそも簿記について情報を発信している方は簿記が得意だったり、好きだったりする方が多いです。
ちなみに僕は数学が大嫌いの大学生。簿記はスキ。
そのため、そんな方と比べると自分が簿記が苦手だと感じてしまうのは仕方がないことです。できることなら、自分と同じ条件の人が書いたブログや記事を読んで比べるべきですが、それも難しいので自分のペースで学習を進めていくことが大切です。
簿記3級の合格率
日商簿記3級の合格率は40〜50%ほどです。難しい時には10%代なこともあります。
- 簿記は簡単
- 簡単に取得できるのに超役に立つ!
と言われる割には難しい試験であることがわかります。ちなみに難しい資格とされている証券アナリストの合格率もこのくらいです。
日商簿記3級の合格点は、ほとんどの資格試験と同じくらいの100点満点中70点です。
最低ラインが6割の試験もあれば8割の試験もあるので簿記の合格ラインが特段高いわけではないですが、7割というのはちょっとしたミスで落としてしまう点数でもあるのでその点も簿記の難易度を上げている原因になっていると思います。
簿記2級の合格率
日商簿記2級の合格率は約20%ほどです。難しい時には10%を切ることもあります。
合格点は3級と同じく、100点満点の70点です。簿記2級は工業簿記と商業簿記に分かれていますが、どちらも7割取る必要ななく、
- 商業簿記50点
- 工業簿記20点
などでも大丈夫です。合格率だけで見ると最低は6%ほどなので公認会計士などと同じくらいの合格率になります。
問題の難易度はかなり違うけどね!
簿記1級の合格率
簿記1級は4科目あり、同じく合計で70点以上で合格です。合格率は10%ほどでその難易度の高さがわかります。
簿記は簡単とよく言われますが、簿記1級は完全に難関資格の仲間です。普通の人は簿記2級までで十分ですが、簿記1級まで取得することができると職に困ることはないでしょう。
簿記が難しいと感じる6つの理由
簿記は簡単な資格ではないことが理解できたと思いますが、実は簿記は勉強の仕方さえ間違えなければ3級や2級は他の難関資格と比べると比較的簡単に取得することができます。
これが簿記はコスパがいいと言われる所以ですね!
しかし、これから紹介する特徴に当てはまる人は簿記の学習が難しく感じてしまって挫折してしまう要因になるかもしれません。
実力が着くのに時間がかかる
簿記は知識や計算の試験ではなく、技術の試験です。そのため、他の数学などと比べると実力がつくのが遅い傾向があります。学校のテストなどでは一夜漬けでなんとかなるかもしれませんが、簿記は違います。
簿記で問われるのは実践的な問題で、丸暗記でどうにかなるものではありません。技術の試験なので、何度も繰り返し問題を解くことが大切です。
モチベーション維持が難しい
簿記は学習が比較的長期間続くこともあり、モチベーションの維持が難しいです。
簿記が難しいと感じるのはモチベーションがないからかも
最初は3級の問題でも解くのに1時間ほどかかる場合もあります。そうなってくるとよほど強い意志がないとモチベーションを保つのは困難になります。
専門用語に慣れていない
簿記は大学生にとても人気な資格ですが、大学生の多くは
- 手形
- 当座預金
などの簿記において基本的な用語も見聞きすることはないと思います。これは商業高校等に通っている場合も同じです。社会人になると売掛金などの基本的な専門用語は聞く機会はあっても、しっかりと意味を知らないことも多いです。
このように簿記は専門用語がたくさんあり、最初は日本語ではないものを学んでいるような気持ちになります。これが簿記が難しいと感じる要因になっているのは火を見るよりも明らかです、
実際に手を動かしながら学習をしていない
- 講義を聞くだけ
- テキストを読むだけ
こんな学習の仕方をしている方は、本当に気をつけた方がいいです。かなり効率の悪い勉強をしてしまっています。
講義を聞くだけやテキストを読むだけでは実際に問題を解いた時にうまくいかずに難しいと感じてしまいます。
簿記に限らず言えることですが、インプットよりもアウトプットを意識しましょう。特に簿記は学問ではなく技術です。
- 机の組み立ての勉強のみを1ヶ月してきた人
- 実際に机を1ヶ月組み立ててきた人
どちらの方がうまく机の組み立てができるでしょうか。おそらく後者だと思います。簿記が全く同じとまでは言いませんが、簿記は慣れが大切な世界であることが確かです。
自転車の乗り方がわからなかったけど、実際に乗ってみたらすぐに上達した!という経験がある方もいるのでは?それと同じような感じです。簿記は学問ではなく技術!
数学が苦手だから…と思っている
数学が苦手だから・・・という理由で簿記が苦手だと思っている方も多いです。
- 会社から言われて
- 就職活動のために
- 単位のため
このように半強制的に簿記を学ぼうとしている人にありがちな思い込みです。
簿記は数字が出てくるため、言い訳をしている感じです。数字が出てくる問題を数学が苦手な人が見ると難しいと感じてしまうかもしれません。
完璧に理解しようとしている
簿記は範囲が広く完璧にしようと思うと数千時間が必要になってきます。
簿記が難しいと感じる方は、ちょっと完璧にこだわり過ぎているかもしれません。 今のページを完璧に理解してから次のページに進むというのは簿記を余計に難しく考えてしまいます。
簿記は最後の方になってやっとこういう意味だったのか!と理解が深まっていきます。特に最初の方はわからない問題があったとしてもガンガンページを進めていきましょう。
簿記の学習を簡単にする効果的な6つの対策
最初はみんな難しいことを理解する
簿記はいままで全くやっていないことを始めるわけですから、最初はわからないのが当たり前です。実際に僕も基本の仕分け等を覚えるのには1ヶ月ほどかかった記憶があります。
- 1週間経ったのに全然わからない
- 本当にこのペースで大丈夫かな?
不安な気持ちはとてもよくわかりますが、大丈夫です。1ヶ月後にはスラスラ問題が解けるようになっているかもしれません。簿記が難しいのは最初の1ヶ月のみです。1ヶ月を乗り越える気持ちで挑みましょう。
簿記のメリットを再確認する
簿記のモチベーションが低く、それが原因で簿記が難しいと感じてしまっている方は簿記のメリットを再認識しましょう。
簿記は
- 転職や就職で有利になる
- 将来自分で事業を立ち上げる際のハードルを下げてくれる
- 資産運用に役立つ
- 日常生活でも役立つ
などなど、非常にメリットの多い資格でもあります。簿記のモチベーションが低くなっている時には簿記のメリットを再認識してモチベーションを保ちましょう。
僕も前モチベーションがなくなった時に、簿記を勉強し始めた理由を思い出して調子を戻しました!
テキストをサラッと流し読みする
専門用語に慣れていないため、簿記が難しく感じてしまう方はテキストを一度サラッと流し読みしてみましょう。
社会人の方なら仕事の中で興味を持つのが一番の近道です。いつもは流し聞している税務や会計の話も関心を持って聞いてみましょう。
これらをすると簿記ででてくる専門用語にもある程度対応できると思います。全く聞いたことも見たこともない用語だと拒絶反応から難しく考えてしまいます。
一度その用語に触れることで拒絶反応を起こすことなく学習をすることができます。
テキスト中心の学習から問題集中心の学習に切り替える
簿記でよくありがちなのが、テキストを読むだけや講義を聞くだけでわかった気になるということ。
実際に問題を解いてみると思うように解けずに「簿記って難しい」と思ってしまいがちです。簿記はインプットよりもアウトプットが大切です。
最初はわからないのは当然なので、解答を見ながらでも構いません。問題集を解きながら簿記を学んでいきましょう。
もちろん最初は自分で考えてみて、わからない問題は解答でやり方を理解しましょう。
数学が苦手でも簿記は取得できることを理解する
数学が苦手だから簿記が難しいということはありません。そもそも簿記で使うのは数学ではなく算数の範囲です。四則計算だけでも十分合格できます。
そもそも簿記は電卓が使えるので自分で計算する必要は一切ありません。数学ができなくても簿記はできるので、勇気を持って簿記を楽しんでみましょう。
簿記は学問ではなく技術です。学問である数学が苦手でも、技術である簿記は得意かもしれません。
7〜8割が理解できたら次に進む
簿記のコツはわからなくてもとりあえずページを進めることです。テキストや問題集を繰り返し解いたり、ある程度進めてから過去の問題を解いてみたら意外とサクサク問題が解けるようになっていきます。
簿記の合格点は7割です。苦手な分野が7割取れれば得意な分野は7割以上取れると思うので、合格を目指せます。
完璧にするのは大事なことですが、目標は簿記に合格することです。目標を見失わないようにしましょう。
オンラインスクールを利用するのもオススメ
簿記を学ぶ方法は主に2つあります。
- 独学
- スクール
この2つですね。簿記3級や2級は独学でも頑張ればなんとかなる範囲ですが、どうしても簿記が難しいと感じてしまう方はスクールを利用してみるのもいいかもしれません。
特に最近では料金が比較的安く、完全オンラインで好きな時間に受講できるスクールも増えてきています。
ちなみに僕もスクールを利用して簿記を取得しました。結果的にいい投資だったと思っています。
過去問だけでは対応できない問題が出題されることもある
僕がスクールを利用するべきだと考える理由は以下です。
- 過去問だけでは対応できない問題もある
- 質の高い教材が用意されている
- 合格までのノウハウが詰まっている
- わからない部分を自由に質問することができる
- 難しい問題は動画で解説されている
スクールはお金を払って受講するので新しい範囲でもすぐに対応されますし、質の高い教材が揃っています。しっかりと合格へのノウハウが詰まっているので最短距離で合格を目指すことができるようになっています。
一番オススメなスクールはクレアール
簿記はマンモス資格なので、その分スクールもたくさんの選択肢が用意されています。中には独学の方がマシとも思える悪徳なスクールもあるので注意しましょう。
そんな簿記のスクールの中でも僕がオススメするのは「クレアール」というスクールです。簿記のスクールの中ではトップクラスに知名度があるのではないでしょうか。
実際に僕もこの「クレアール」で簿記を勉強して合格することができました。
クレアールの特徴としては
- 簿記のスクールの中では料金が比較的安い
- 質の高い講義と教材が用意されている
- 完全にオンラインで忙しくても安心
- 40年以上の実績がある
完全にオンラインのスクールなので忙しい方には特にオススメです。
資料請求では実際の講義の動画を見ることができるのでそれをみた後で申し込むか決めることもできます。また、この動画は簿記の基礎を学ぶことに役立つので受講する気がなくても一度見るのをオススメします。
簿記の学習を効率よくできるようになるコツはとにかく触れること
簿記を効率よく学習するには「とにかく簿記に触れること」が大切です。簿記は専門用語は多いですし、合格率も低く難しいと感じてしまう方が多いのが現状です。
簿記を毎日10分でもいいので続けることで簿記が好きになり、結果的に効率よく勉強できるようになります。
まとめ:簿記が難しいのは当たり前
最初に簿記が難しいと思うのは当たり前です。おそらく東大に通っていたとしても、簿記に全く触れていないなら最初は難しいと感じるはずです。
簿記はとにかく手を動かして問題を解くことが大切です。悩んでいる時間があるなら手を動かしてみましょう。
最後にこの記事の内容をまとめていきます。
簿記が難しいと感じる6つの理由
- 実力が着くのに時間がかかる
- モチベーション維持が難しい
- 専門用語に慣れていない
- 実際に手を動かしながら学習をしていない
- 数学が苦手だからと思っている
- 完璧に理解しようとしている
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